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Channel: ニュース|ロードレースポータルサイト RIDINGSPORT.com(ライディングスポーツ ドットコム)
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アプリリア『NEW RSV4 Factory APRC』

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 ピアッジオグループジャパンが、スーパーバイク世界選手権で戦うスーパースポーツ『アプリリアRSV4 Factory APRC』のマイナーチェンジモデルを発表し、全国のアプリリア正規販売店で受注している。
 『NEW RSV4 Factory APRC』は、フラッグシップモデルとしてのハイパフォーマンスはそのままに、カラーリングやタイヤサイズの変更を行ない、さらにスポティーな仕上がりとなっている。価格は213万円(税込)。

RSV4 Factory APRC
価格:213万円(税込)
ボディーカラー:フレイムブラック
主な装備:APRC システム(トラクションコントロール・ローンチコントロールシステム・ウィリーコントロール・クイックシフター)、前後オーリンズ製フルアジャスタブルショックユニット、ブレンボ製モノブロック ラジアルマウントキャリパー(フロント)、可変吸気エアダクト、スリッパークラッチ、前後 軽量アルミ鍛造ホイール
変更点:ボディーグラフィック、前後ホイールカラー(ブラック→ゴールド)、サイレンサーの形状、リアタイヤサイズ(190/55 ZR17→200/55 ZR17)


アプリリア/モト・グッツィコール
Tel.03-5330-6993

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中野真矢が『56RACING』を立ち上げ、CBR250R CUPへ参戦

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 元GPライダーの中野真矢がCBR250R CUP参戦に向けて自らのチーム『56RACING』を立ち上げた。
 CBR250R CUPとは、今年から行なわれているホンダCBR250Rを使ったワンメイクレースのこと。全国の大小様々な15コースでシーズンを通して開催されており、注目を集めているカテゴリーだ。各コースから成績優秀者3名が選抜され、秋の鈴鹿グランドチャンピオン大会を目指す。また、その鈴鹿グランドチャンピオン大会で優勝することで、アジアドリームカップへの切符を手に入れることができるというスカラシッププログラムも用意されている。
 56RACINGでは次世代を担う若手ライダーを育成するために、このCBR250R CUP参戦を選択。現在は有望な若手ライダーを選考しているという。

56design

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KTM『鈴鹿8時間耐久にKTMが公式参戦』

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 『READY TO RACE』を合い言葉にモーターサイクルを展開するKTMが、7月26日から29日に鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースに『KTM HAMAGUCHI RACING TEAM』として参戦することを発表した。
 2010年の鈴鹿4耐優勝ライダーの宮嶋佳毅が第1ライダー、第2ライダーは2001年から12年連続で8耐に参戦している浜口喜博というペアで、浜口は監督も務める。マシンはKTMの市販モデルである1190RC8 Rに、KTM純正カスタムパーツのKTM POWER PARTSを中心にモディファイを施したもの。マシンの詳細仕様や活動については、KTMホームページで展開していくという。
 また、鈴鹿8耐の観戦エリアの一部に『KTM ORANGE EXITING VILLAGE』を設営し、応援エリアを設ける予定となっている。

浜口喜博
「バイクとレースが大好きで、私自身、若いころから数多くの諸先輩のご支援と協力でレースを続けてくることができました。宮嶋選手は8耐には初出場ながら非常に優れた才能を秘めていると感じています。同じく走ることが大好きなKTMと一緒に、若い世代のライダーがチャンスをつかめるような、そんな熱いレースを目指して頑張ります」

宮嶋佳毅
「初めての8耐なので緊張しますが、与えられた仕事をしっかりこなしてゴール目指します!」


KTM JAPAN
Tel.03-3527-8885

ホンダ『Hondaウエルカムプラザ青山にカフェスペースオープン』

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 東京の南青山にあるHondaウエルカムプラザ青山に6月1日からカフェスペースがオープンする。
 このカフェスペースには、各種ドリンクを用意するカウンターを設置し、自由に使うことができる席も新設される。営業はウエルカムプラザの開館日で、11時から17時まで。ドリンクはブレンドコーヒーやアールグレイティー、コカ・コーラなど、その他数種類を取り扱う。価格はブレンドコーヒーが200円など比較的安価で、待ち合わせなどにも利用しやすい。
 カフェスペースのグランドオープンを記念して、6月1日から3日までの三日間は、1ドリンクの注文につき、ASIMOクッキーが1枚プレゼントとなる。

 また、Hondaウエルカムプラザ青山では、6月1日(金)から4日(月)までの四日間、映画『ワイルド7』の撮影で使用されたCB1100(映画主役の瑛太さん使用車両)と、衣装の特別展示を行なう。
 さらに『ワイルド7』のブルーレイおよびDVD発売を記念し、ワーナーブラザーズの提供によって、来場者プレゼントを実施。期間中に来館した人全員が参加できるプレゼント抽選会では、『ワイルド7』DVDを5名、特製Tシャツ30名、出演者である瑛太さんと深田恭子さんのサイン入りプレスキットを2名、椎名桔平さんサイン入り使用済みヘルメット(アライ アップタウンベース)が1名にプレゼントされる。

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Hondaウエルカムプラザ青山
〒107-8556 東京都港区南青山2-1-1Honda青山ビル1階
Tel.03-3423-4118
開館時間:10:00〜18:00

カワサキ『2012年モデル Ninja 250R Special Edition』

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 カワサキモータースジャパンから『2012年モデル Ninja 250R Special Edition』が、7月1日から発売される。
 水冷DOHCバルブ並列2気筒エンジンを搭載するNinja 250R。2012年モデルは、キャンディバーントオレンジのグラフィックを配したスペシャルエディションとして追加発売となる。価格は55万3000円(税込)。性能や諸元はスタンダードモデルから変更していない。


カワサキモータースジャパンお客様相談室
フリーコール 0120-400819
月~金曜9:00~12:00、13:00~17:00(祝日、休日を除く)

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MotoGP第5戦カタルニアGP 1日目フリー走行

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 MotoGP第5戦カタルニアGPは、スペインのカタルニアサーキットで1日目の2回のフリー走行を行なった。初日のセッションは各クラス共、好天に恵まれ、ドライコンディションで争われた。

 MotoGPクラスではホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が1分42秒099で初日総合トップに立った。
午前中のフリー走行1回目を3番手で終えていたロレンソは、午後の2回目ではセッション序盤からリーダーボードのトップの座をキープ。セッション終盤にベン・スピース(ヤマハ)、アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)、アルバロ・バウティスタ(ホンダ)がリーダーボードのトップに立ったが、残り5分を切ったところでロレンソは1分42秒099のトップタイムを記録して逆転、初日総合トップでセッションを終えた。
 総合2番手に1分42秒306でバウティスタ、総合3番手に1分42秒447でカル・クロッチロウ(ヤマハ)総合4番手に1分42秒592でアンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)、5番手に1分42秒639でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が続き、午前中のフリー走行1回目でトップタイムを記録していたケーシー・ストーナー(ホンダ)は1回目の自己ベストを2回目に更新することができず、1回目に記録した1分42秒775で6番手となった。
 スピースは1分42秒802で総合7番手。ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分42秒870で総合8番手、ステファン・ブラドル(ホンダ)が1分42秒943で総合9番手で続いた。ブラドルは午前中の1回目のフリー走行でコースオフして転倒を喫したが、大きなダメージはなかった。
 総合10番手に1分43秒057でニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)、総合11番手に1分43秒315でカレル・アブラハム(ドゥカティ)が続き、バレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ)はフリー走行1回目で記録した1分43秒537で総合12番手と、ドライコンディションでは苦戦が続いている。
 アレックス・エスパルガロ(ART)が1分44秒738で総合13番手とCRT勢のトップに立ち、チームメイトのランディ・ド・ピュニエ(ART)が1分44秒771で総合14番手。総合15番手に1分45秒631でミケーレ・ピロ(FTR)、ポルトガルGPで負った鎖骨骨折から復帰したコーリン・エドワーズ(スーター)が1分45秒868で総合16番手で続いた。
 フリー走行2回目で転倒を喫したマティア・パシーニ(ART)は1分46秒234で総合17番手。総合18番手に1分46秒450でヨニー・エルナンデス(FTR)、総合19番手に1分46秒500でイバン・シルバ(BQR)、総合20番手に1分46秒836でジェームス・エリソン(ART)、総合21番手に1分47秒149でダニロ・ペトルッチ(イオダ)の順で続いた。

1205_D01M2.jpg Moto2クラスはトーマス・ルティ(スーター)が1分46秒597で初日総合トップ。ルティはフリー走行1回目でトップタイムを記録。2回目ではセッション終盤に転倒を喫したものの、2番手に約コンマ4秒の差をつけてセッショントップタイムを記録。午前中の自己ベスト更新はならなかったものの、圧倒的な速さで初日を総合トップで終えた。午後の転倒で最後のアタックは行なうことができなかったものの、ルティ自身にダメージはなかった。
 総合2番手に1分47秒133でポル・エスパルガロ(カレックス)が続き、エスパルガロも午後の2回目に午前中の自己ベスト更新はならなかったものの、ホームグランプリで好調な走りを見せた。総合3番手に2回目のセッション最後のアタックで1分47秒171を記録したスコット・レディング(カレックス)が続き、総合4番手に1分47秒613でアンドレア・イアンノーネ(スピードアップ)。イアンノーネは午前中のセッションで転倒を喫したが、大きなダメージはなく、午後のセッションで自己ベストを更新。
 総合5番手に1分47秒629でアレックス・デ・アンジェリス(スーター)、総合6番手に1分47秒673でマイク・デ・ミオ(スピードアップ)が続き、中上 貴晶(カレックス)は1分47秒697で総合7番手。中上はフリー走行1回目は19番手だったが、午後の2回目の最後のアタックでセッション6番手となる1分47秒697を記録。初日総合でも7番手と順調なスタートを切った。
 総合8番手に1分47秒719でミカ・カーリョ(カレックス)、総合9番手に1分47秒756でヨハン・ザルコ(モトビ)、総合10番手に1分47秒825でランディ・クルメナヒャー(スーター)が続き、マルク・マルケス(スーター)は前戦フランスで負ったケガの影響もあってか、午前中12番手、午後12番手、1回目で記録した1分47秒953で総合16番手に終った。
 フリー走行1回目を21番手でスタートした高橋 裕紀(スーター)は、午後の2回目はセッション開始早々にマシンがストップ。その後、コースに復帰してセッション終盤のアタックでセッション19番手となる1分48秒518を記録、総合23番手で初日を終えた。

1205_D01M3.jpg Moto3クラスはルイ・ロッシ(FTRホンダ)が1分52秒624で初日総合トップに立った。フリー走行1回目を5番手で終えていたロッシは、2回目ではセッション序盤からリーダーボードのトップをキープ。終盤にマーベリック・ビニャーレス(FTRホンダ)に逆転されたものの、すぐにファステストラップを更新してトップで初日を終えた。
 フリー走行1回目でトップタイムを記録していたビニャーレスは1分52秒774で総合2番手。総合3番手に1分52秒908でサンドロ・コルテセ(KTM)、総合4番手に1分53秒584でミゲール・オリベイラ(スーター・ホンダ)が続き、総合5番手に1分53秒616でダニー・ケント(KTM)、総合6番手に1分53秒665でロマーノ・フェナティ(FTRホンダ)、総合7番手に1分53秒766でエクトル・ファウベル(カレックスKTM)、総合8番手に1分53秒837でズルファミ・カイルディン(KTM)とここまでの上位8人はフリー走行2回目で自己ベストを更新。
 エフレン・バスケス(FTRホンダ)は午後に午前中の自己ベストを更新できず、フリー走行1回目で記録した1分53秒979で総合9番手となった。総合10番手にフリー走行2回目に記録した1分54秒079でルイ・サロム(カレックスKTM)。藤井 謙汰(ホンダ)は1分57秒507で総合34番手。





MotoGP第5戦カタルニアGP 2日目予選

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 MotoGP第5戦カタルニアGPの予選が、スペインのカタルニアサーキットで行なわれた。2日目の予選も好天に恵まれ、気温、路面温度共に高く、暑いコンディションとなった。

 MotoGPクラスではケーシー・ストーナー(ホンダ)が1分41秒295でポールポジションを獲得。午前中に行なわれたフリー走行3回目でトップタイムを記録していたストーナーは、予選でもセッション序盤に1分41秒646を記録し、リーダーボードのトップに立つ。開始40分すぎにアンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)が1分41秒931を記録してトップに立つが、その7分後にチームメイトのカル・クロッチロウ(ヤマハ)が1分41秒922で逆転。しかし、その直後にダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分41秒656を記録してトップに立つ。ストーナーは残り5分を切ったところでアタックを行ない、1分41秒295を記録。ポルトガルGP以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。
 2番手に1分41秒441でホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が続き、クロッチロウは1分41秒548で3番手に。4番手に1分41秒552でベン・スピース(ヤマハ)、ペドロサは終盤のアタック中にバックストレートエンドのブレーキングでマシンが振られてコースアウトを喫し、自己ベスト更新はならず、1分41秒656で5番手となった。
 6番手に1分41秒687でドビジオーゾ、7番手に1分42秒029でニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)、8番手に1分42秒065でステファン・ブラドル(ホンダ)が続き、バレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ)は1分42秒175で9番手。10番手に1分42秒356でアルバロ・バウティスタ(ホンダ)が続いた。
 エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分42秒375で11番手、カレル・アブラハム(ドゥカティ)は1分43秒266で12番手で続き、ランディ・ド・ピュニエ(ART)が1分43秒500でCRT勢トップの13番手を獲得。鎖骨骨折から復帰したコーリン・エドワーズ(スーター)が1分44秒024で14番手で続いた。
 以下、15番手に1分44秒041でアレックス・エスパルガロ(ART)、16番手に1分44秒356でミケーレ・ピロ(FTR)、17番手に1分44秒763でジェームス・エリソン(ART)、18番手に1分44秒764でマティア・パシーニ(ART)、19番手に1分44秒833でヨニー・エルナンデス(FTR)、20番手に1分45秒730でダニロ・ペトルッチ(イオダ)、21番手に1分45秒962でイバン・シルバ(BQR)の順となった。


1205_D02_M2.jpg Moto2クラスではマルク・マルケス(スーター)が1分46秒187でポールポジションを獲得した。初日の2回のフリー走行、2日目の3回目のフリー走行で苦戦気味だったマルケスだが、予選ではセッション序盤からリーダーボードのトップに立つ。残り10分で一度はポル・エスパルガロ(カレックス)にトップの座を奪われたものの、すぐに逆転し、残り2分の最後のアタックで1分46秒187を記録してファステストラップを更新、第2戦ヘレスから4戦連続となるポールポジションを獲得した。
 エスパルガロは最後のアタックでクリアラップが取れずに1分46秒382で2番手。初日好調だったトーマス・ルティ(スーター)は1分46秒430で3番手に終った。終盤のアタックでポジションをアップしたアンドレア・イアンノーネ(スピードアップ)は1分46秒477で4番手。
 5番手に1分46秒816でシモーネ・コルシ(イオダ)、6番手に1分46秒844でドミニケ・エジャーター(スーター)が続き、フリー走行3回目でトップタイムを記録していたスコット・レディング(カレックス)は1分46秒866で7番手に終った。8番手に1分47秒107でトニ・エリアス(スーター)、9番手に1分47秒107でエステブ・ラバット(カレックス)、10番手に1分47秒115でアレックス・デ・アンジェリス(スーター)の順で続き、中上 貴晶(カレックス)は、セッション中盤過ぎまで7、8番手につけていたが、残り15分を切ったあたりで、1コーナーのブレーキングでリッキー・カルダス(AJR)の前に出た直後に、カルダスに追突されてしまう。中上は転倒は免れたものの、マフラーなどを破損。ピットに戻って修復した後、終盤のアタックで自己ベストを更新したものの、1分47秒275で12番手となった。高橋 裕紀(スーター)は1分47秒843で22番手から決勝に臨む。


1205_D02_M3.jpg Moto3クラスでは、マーベリック・ビニャーレス(FTRホンダ)が1分52秒160でポールポジションを獲得した。セッション序盤にリーダーボードのトップにつけたのはズルファミ・カイルディン(KTM)。開始15分すぎにルイ・ロッシ(FTRホンダ)がトップに立ち、開始19分でエフレン・バスケス(FTRホンダ)がトップを奪う。しかし、開始20分すぎににビニャーレスがファステストラップを更新、さらにビニャーレスは残り5分で自己ベストを更新する1分52秒160を記録、前戦フランスに続いて、2戦連続でポールポジションを獲得した。
 2番手に1分52秒428でカイルディンが続き、カイルディンはグランプリベストグリッド、初のフロントロウを獲得した。3番手に1分52秒603でロッシ、4番手に1分52秒629でサンドロ・コルテセ(KTM)が続き、セッション終盤のアタック中に1コーナーで転倒を喫したミゲール・オリベイラ(スーター・ホンダ)は1分52秒757で5番手となった。
 6番手に1分52秒833でルイ・サロム(カレックスKTM)、7番手に1分52秒950でアレクシス・マスボー(ホンダ)、8番手に1分52秒951でバスケス、9番手に1分53秒033でエクトル・ファウベル(カレックスKTM)、10番手に1分53秒131でニッコロ・アントネッリ(FTRホンダ)の順で続き、ワイルドカード参戦のアレックス・マルケス(スーター・ホンダ)は1分53秒140で11番手。ロマーノ・フェナティ(FTRホンダ)は1分53秒207で13番手となった。藤井 謙汰(ホンダ)は1分55秒805で33番手から決勝に臨む。







MotoGP第5戦カタルニアGP決勝

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 MotoGP第5戦カタルニアGPの決勝日は朝から雲に覆われ、MotoGPクラスの朝のウオームアップセッションは雨が降り始め、ウエットコンディションとなったが、その後、天候は回復、決勝レースは、全クラスドライコンディションで争われた。

 MotoGPクラスでは、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が優勝。決勝では好スタートを決めたのはダニ・ペドロサ(ホンダ)。ベン・スピース(ヤマハ)が2位で続く。ところが、スピースは3周目の3コーナーでアウトにふくらみ、そのままコースアウトして転倒を喫してしまう。序盤はペドロサがレースをリードし、これにロレンソ、アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)、カル・クロッチロウ(ヤマハ)、ケーシー・ストーナー(ホンダ)が続く展開となったが、ポールスタートのストーナーはスタートで出遅れてしまった。
 トップ争いは7周目の1コーナーでロレンソがペドロサを交わすが、11周目にはペドロサが1コーナーでトップを奪還。続く8周目の1コーナーでロレンソがラインを外し、ペドロサとロレンソの差が広がる。これでペドロサが逃げ切るかと思われたが、ロレンソは少しづつその差を縮め、終盤の18周目にはペドロサの背後まで迫った。
 19周目の9コーナーからバックストレートに出るところでペドロサのマシンのフロントが大きく浮き、続く10コーナーの進入でラインがややワイドとなったペドロサのインをロレンソが突いてトップに立つと、その後、ロレンソはペドロサの追撃を振り切って、前戦フランスに続いて2連勝となる今季3勝目をマークした。
 ペドロサはロレンソを追うことができず2位でゴール。ドビジオーゾが3位入賞を果たし、今季初表彰台を獲得した。ストーナーはクロッチロウと序盤から終盤までバトルを展開したが、最後に前を行くドビジオーゾの背後をうかがえる位置まで追い上げたものの、わずかに届かず4位。昨年の第3戦ポルトガル以来続いていた連続表彰台記録が途絶えた。
 クロッチロウが5位で続き、アルバロ・バウティスタ(ホンダ)が6位でゴール。バレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ)は7位、ステファン・ブラドル(ホンダ)が8位、ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)が9位に入賞。スピースはすぐに再スタートを切り、追い上げて10位に入賞した。
 エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は11位、カレル・アブラハム(ドゥカティ)は12位に入賞。接戦が展開されたCRT勢のトップ争いは、アレックス・エスパルガロ(ART)が制して13位入賞。ミケーレ・ピロ(FTR)が14位、ランディ・ド・ピュニエ(ART)が15位、ジェームス・エリソン(ART)が16位で続いた。
 以下、マティア・パシーニ(ART)は17位、ヨニー・エルナンデス(FTR)は18位、ダニロ・ペトルッチ(イオダ)は19位、イバン・シルバ(BQR)は20位でゴール。、コーリン・エドワーズ(スーター)は残り1周でピットに戻りリタイアとなった。
 チャンピオンシップポイント争いでは、ロレンソが115ポイントでトップ、ランキング2位に95ポイントでストーナー、ランキング3位に85ポイントでペドロサの順となった。


1205_D03_M2.jpg Moto2クラスではアンドレア・イアンノーネ(スピードアップ)が優勝した。イアンノーネはスタートで飛び出し、1周目にトップに立つと、レースをリードしていく。序盤の混戦の後、イアンノーネに続いてマルク・マルケス(スーター)、トーマス・ルティ(スーター)がトップグループを形成する。6周目にはトップの3台がやや抜け出し、単独4位にポル・エスパルガロ(カレックス)が続く。
 トップ争いは何度かポジションを入れ替えるものの、だれも抜け出せないまま、エスパルガロも加わり、4台のバトルとなる。終盤の21周目の10コーナーで、ルティがマルケスを交わして2番手に浮上。このときマルケスが大きく振られ、エスパルガロがマルケスのインを差す。しかし、なんとかコントロールを取り戻そうとしたマルケスがインに寄り、エスパルガロが接触。マルケスは転倒を免れたものの、エスパルガロは転倒してしまい、リタイアとなる。
 このアクシデントでマルケスは遅れてしまい。トップ争いはイアンノーネとルティの一騎打ちとなる。最終ラップの10コーナーでルティがイアンノーネのインを突いて前に出るが、クロスラインでイアンノーネが抜き返し、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン初優勝を達成した。
 2位にルティ、3位にマルケスが続き、ポイントリーダーのエスパルガロが転倒でノーポイントに終ったため、ルティがポイントリーダーに浮上、マルケスがランキング2位で続いている。
 4位にエステブ・ラバット(カレックス)、5位にシモーネ・コルシ(イオダ)が続き、中盤から終盤にかけてポジションを上げた中上 貴晶(カレックス)が6位入賞を果たした。
 ドミニケ・エジャーター(スーター)が7位、ランディ・クルメナヒャー(スーター)が8位、ミカ・カーリョ(カレックス)が9位、スコット・レディング(カレックス)が10位に入賞。高橋 裕紀(スーター)は21位でチェッカーを受けた。
 なお、レース後、マルケスとエスパルガロの接触に対して、レースディレクションがマルケスのレースタイムに対して1分間のペナルティを与える裁定を下し、いったんはマルケスは23位となり、ラバット以下の順位が繰り上がる決定が下されたが、マルケスのチームがアピールを行ない、FIMのスチュワードにより、このペナルティが無効とされた。この結果、最終リザルトは最初に出された正式結果どおりとなった。


1205_D03_M3.jpg Moto3クラスではマーベリック・ビニャーレス(FTRホンダ)が優勝した。スタートでトップに立ったのはルイ・ロッシ(FTRホンダ)だったが、予選2番手のズルファミ・カイルディン(KTM)が2周目にトップに立つ。3周目の1コーナー進入でビニャーレスはトップを奪い、その後、ロッシ、エフレン・バスケス(FTRホンダ)と共にトップ争いを展開。一時は3番手以下の集団に1秒近い差をつけていたが、競り合いでペースが上がらず、後続の接近を許してしまい、8周目にはトップ集団は8台にふくれあがる。
 ビニャーレスは10周目には自己ベストを記録して、単独トップに立つと、後続との差を広げていく。2番手争いは集団のバトルとなり、この結果、ペースが上がらず、ビニャーレスの先行を許してしまった。
 ビニャーレスは15周目に約6秒、20周目には約11秒と大量リードを築き、ホームレースで今季2勝目を記録した。
 2番手争いは最終的に8台のバトルとなり、最終ラップの1コーナーでこの集団の先頭に立ったサンドロ・コルテセ(KTM)が2位入賞。ミゲール・オリベイラ(スーター・ホンダ)がは3位に続いた。
 ルイ・ロッシ(FTRホンダ)はレース終盤の接触により、マシンのマフラーに損傷を受けたが、4位でゴール。アレクシス・マスボー(ホンダ)が5位、アレックス・マルケス(スーター・ホンダ)が6位、エクトル・ファウベル(カレックスKTM)が7位で続き、カイルディンは最終的に8位でゴールとなった。ロマーノ・フェナティ(FTRホンダ)が9位、ルイ・サロム(カレックスKTM)が10位に入賞。藤井 謙汰(ホンダ)は追い上げて25位でチェッカーを受けた。


ヤマハ発動機『YZF-R15がインディアデザインマークを受賞』

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 ヤマハ発動機のインドでの生産拠点、India Yamaha Motor Private Limitedが生産、販売する150ccスポーツモデル『YZF-R15』が、インドデザインカウンシル主催の『インディアデザインマーク(I Mark)』を受賞した。
 インドデザインカウンシルは、インド商務産業省の関係機関。(財)日本デザイン振興会との連携協定により、日本の『グッドデザイン賞』に準じたデザイン賞、『インディアデザインマーク』の創設を2010 年より準備し、その第1回目での受賞となった。

GKダイナミックス『YZF-R15』デザイン担当 笹浪一正デザイナー
「この度、インドのデザイン賞『インディアデザインマーク(I Mark)』の設立第1回目の受賞の報を受け、多くのエントリーから『YZF-R15』のデザインが高く認められたことを大変光栄に思っております。この度の受賞は単にスタイリングのみの評価ではなく、ヤマハ発動機製品の国際的な品質の高さや、一貫したモノづくりのフィロソフィーを評価いただけたと思っております。この受賞を弾みに今後も魅力的なデザインを創造していけるよう努力いたします」


ヤマハ発動機

クシタニ『フルメッシュジャケット』

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 クシタニから、これからの季節に活躍する『フルメッシュジャケット』と『ウィンドブロックジャケット』が発売されている。フルメッシュジャケットの中にウィンドブロックジャケットを重ねることで、気温の変化にも対応することができる。


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『K-2167 フルメッシュジャケット FULL MESH JACKET』
夏期定番のシンプルなフルメッシュジャケット。
価格:2万4990円(税込)
素材:〈表〉ポリエステル100%(メッシュ)、別布/ナイロン100%、ストレッチ部/ナイロン74%、ポリウレタン26%、内襟/ポリエステル100%
   〈裏〉ポリエステル100%(メッシュ)
仕様: 〈肩、肘、背中〉ソフトパッド標準装備(脱着式)
カラー:1.ブラック 2.シルバー 3.ホワイト 4.ライトブラウン
 サイズ:M、L、LL


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『K-2172 ウィンドブロックジャケット WIND BLOCK JACKET』
気温の変化に素早く対応できるウィンドブロックジャケット。付属の収納袋でコンパクトに持ち運ぶことができる。
価格:1万3230円(税込)
素材:ポリエステル100%(タッサー)、別布/ポリエステル100%(リップストップ) 
カラー:1.ブラック 2.ホワイト 3.レッド 4.ダークグリーン
サイズ:S、M、L、LL、XL


クシタニ
Tel.053-441-2516

クシタニ『クシタニプロテントが高知県に登場』

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 クシタニのプロショップがないような場所へ登場するクシタニプロテントが、6月16日(土)、17日(日)の二日間、高知県に出店する。
 日ごろ『KUSHITANI製品が見たいけど近くにプロショップがない』と思っている人は必見。KUSHITANI総合カタログの無料配布も行なう。

日時:6月16日(土)〜17日(日)
場所:パーツランドイワサキ高知店 高知県高知市北川添42-1


クシタニ
Tel.053-441-2516

アクティブ『ZEROGRAVITYスクリーン 2枚目半額キャンペーン』

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 アクティブが、6月21日から10月20日までの期間、ZEROGRAVITYスクリーン 2枚目半額キャンペーンを実施する。
 このキャンペーンでは、ゼログラビティ スクリーンを2枚購入すると、その2枚目が半額で購入できるというもの。車種、タイプ、カラー問わず、友だちや夫婦などでの共同購入でも可。ただし、カラーオーダーはキャンペーン対象外となる。
 ゼログラビティは1989年に創立されたアメリカのスクリーンメーカー。AMAなどの様々なレースシーンで採用されている。


アクティブ 
Tel.0561-72-7014

ジャペックス『ガエルネの定番ブーツに新色追加』

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 ジャペックスが扱うイタリアのモーターサイクル用ブーツのトップメーカー、ガエルネから、ガエルネの定番ブーツであるFUGAと、No145に新色が追加された。

FUGA_GREEN.jpg
『ガエルネ FUGA』
堅牢な造りと、特徴的なデザインで人気のFUGAに新色のグリーンが追加。
価格:3万765円(税込)
新色:グリーン
サイズ:23.5cm〜28.0cm(5mm刻み)


No145_red-brown.jpg
『ガエルネ No145』
シンプルなデザインと、クラフトマンシップあふれる質感で定番のNo145に新色のレッドブラウンが追加。レッドブラウンに限り、ソールはナチュラルカラーを採用。
価格:3万7590円(税込)
新色:レッドブラウン
サイズ:23.5cm〜28.0cm(5mm刻み)


ジャペックス
Tel.03-3773-7633

ジャペックス『オランダMACNA社のセーフティーベスト取り扱い開始』

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 ジャペックスが、オランダ、マクナ社のベストの取り扱いを開始した。『MACNA VISION4 ALL VEST NIGHT-EYE』は、反射素材を独自の技術でベスト本体にプリントしており、雨天時や夜間の被視認性を格段に高める。
 マクナ社はオランダの新進気鋭ウエアメーカー。独自のアイデアと技術で注目を集めており、ヨーロッパの落ち着いたデザインが魅力。

価格:7980円(税込)
カラー:蛍光イエロー
サイズ:S、M、L、XL


ジャペックス
Tel.03-3773-7633


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ドゥカティジャパン『Ducati Test Ride Caravan 2012の7月8月予定』

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 ドゥカティジャパンが実施している、2012年最新モデルを実際に、見て、触れて、試乗できる『Ducati Test Ride Caravan 2012』の7月8月の予定が発表された。

#7 Ducati Test Ride Caravan x DUCATI Magazine Day
日時:7月1日(日)10:00〜16:00
会場:NATS(日本自動車大学校)サーキット
住所:千葉県成田市桜田296-38
内容:ドゥカティ・フルラインアップのショートコースサーキット先導付き体験走行
試乗車: Monster696、1100EVO、Hypermotoard796、Streetfighter848、848EVOCorse、Diavel、Multistrada1200
展示予定車:Diavel(Red Black)、Diavel Carbon(Red,Black)、Diavel Cromo、Diavel AMG SE、Monster Diesel、1199 Panigale S(EU参考出品)、1199 Panigale Tricolored(EU参考出品)

#8 Ducati Test Ride Caravan x クシタニコーヒーブレイクミーティング 湖北みずどりステーション
日時:7月14日(土)10:00〜16:00
会場:道の駅 湖北みずどりステーション
住所:滋賀県長浜市湖北町今西1731番地1
内容: ドゥカティ・エントリーモデル、Diavel、Multistrada の一般道先導付き体験走行
試乗車:Monster696、Hypermotoard796、Streetfighter848、Diavel、Multistrada1200

#9 Ducati Test Ride Caravan x ライディングパーティ ツインリンクもてぎ
日時:7月16日(月・祝)10:00〜16:00
会場:ツインリンクもてぎ
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
内容: スーパーバイク、ストリートファイターのサーキット試乗走行
試乗車:Streetfighter848、848EVO

#10 Ducati Test Ride Caravan x Moto Max
日時:7月28日(土)〜29日(日)10:00〜16:00
会場:鈴鹿サーキット内特設会場
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
内容:ドゥカティ・エントリーモデル、Diavel、Multistrada の施設内先導付き体験走行
試乗車:Monster696、Hypermotoard 796、Streetfighter848、Diavel、Multistrada1200

#11 Ducati Test Ride Caravan x クシタニコーヒーブレイクミーティング 路田里はなやま
日時:8月18日(土)10:00〜15:00
会場:道の駅 路田里はなやま
住所:宮城県栗原市花山本沢北ノ前112-1
内容:ドゥカティ・エントリーモデル、Diavel、Multistrada の一般道先導付き体験走行
試乗車:Monster696、Hypermotoard796、Streetfighter848、Diavel、Multistrada1200


ドゥカティ ジャパン
Tel.03-3794-5001

ピレリ ジャパン『スマートフォンアプリ DIABLO SUPER BIKER』

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 ピレリが提供する、バイクライフをさらに楽しくするスマートフォンアプリ『DIABLO SUPER BIKER』。すでに発表されていたiPhone版に加え、Android版もリリースされた。
 このアプリでは、TRACK、ROADの二つのモードで自分の走りを記録することが可能。スマートフィンを胸ポケットに入れるだけで、様々な計測をすることができる。比較機能を使うと、前回とのペースを比較することも可能。また、Google Mapと連動すると、走行履歴を地図上に表示することもできる。アプリは日本語化されて、活用範囲が広がっている。アプリのダウンロードは無料。


ピレリジャパン

レッドバロン『那須MSLサイドカーライディングスクール』

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 レッドバロンが栃木県にある那須モータースポーツランドで、『那須MSLサイドカーライディングスクール』を開催する。
 このイベントは、家族でオートバイを楽しみたい人や、年齢や体力に関わらずいつまでもオートバイを楽しみたいといった人に向けたサイドカーのスクール。インストラクターによる講習や先導車付きのコース走行など、サイドカーが初めての人でも安心して楽しむことができる。

日時:6月9日(土)9時〜16時(8時から受付)※雨天決行
開催地:那須モータースポーツランド
    栃木県那須塩原市字坂の上677-1 Tel.0287-62-6358
参加者枠:先着25名まで
参加料金:レッドバロン会員、非会員を問わず5000円/名(税・見舞金制度込み)
     ※サイドカーレンタル・インストラクター費用込み
参加条件:普通2輪免許または大型2輪免許の取得者。AT限定は不可
     満18歳以上で、免許取得後1年以上経過していること。※未成年者は親権者の承諾が必要
参加申込:レッドバロンHPより申込書をプリントアウトし、那須MSL宛にFAX。誓約書兼用の為、原本を当日持参。
持参品:サイドカースクール申込書、参加費用、免許証、ヘルメット、グローブ
服装:ブーツまたはハイカットシューズ、長袖、長ズボン等、オートバイの乗車に相応しい服装。
   革ツナギの着用は不要だが、半ヘルメットや肌の露出の多い服装では試乗できない。


那須MSL支配人ブログ

レッドバロン

SBK第7戦ミサノ 予選

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 SBK第7戦ミサノのポールポジションはトム・サイクス(カワサキ・レーシングチーム)が獲得した。


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 気温28度、路面温度33度のドライコンディションで行なわれた予選2回目はサイクスがトップタイムをマーク。唯一の1分35秒台をマークし、暫定ポールポジションを獲得した。初日を制したカルロス・チェカ(アルテア・レーシング) が2番手。3番手に続いたのはチェカのチームメイト、ダビデ・ジュリアーノ(アルテア・レーシング)。またヤコブ・シュムルツ(リバティーレーシング・チームエフェンバート)、ワイルドカード参戦のマティオ・バイオッコ(バーニ・レーシングチーム・イタリア)が6位、7位、シルバン・ギュントーリ(チームエフェンバート・リバティーレーシング)が9位とトップ10に5台のドゥカティマシンが入った。


 午後のスーパーポール。直前に上空が黒い雲に覆われてパラパラと雨粒が落ち、2回のセッションで争われるウエットスーパーポールが宣言された。

 セッションのスタート時には再び薄日が差し、タイヤチョイスの難しい判断を迫られた。予選上位陣はピットでじっと様子を見ている。セッション開始から5分ほど経過し、チェカ、レイ、サイクスら上位陣が次々にコースイン。残り5分を切り、レイが1分38秒717でトップに立つ。翌周にレイは1分37秒678とタイムを更新。残り2分を切りサイクス、アイルトン・バドビーニ、再びサイクスと目まぐるしくトップが入れ替わり、終わってみれば1分36秒286でスーパーポール1はサイクスがトップ。そして信じられないことに、ポイントリーダーのマックス・ビアッジ(アプリリア・レーシングチーム)が10番手、マルコ・メランドリ(BMWモトラッド・モータースポーツ)が13番手、カルロス・チェカ(アルテア・レーシング)が16番手とランキング上位につけるライダーたちがここでアタック終了となってしまった。

 8台でのスーパーポール2。セッション開始早々にサイクスが1分35秒375をたたき出して他を突き放す。しかし変わらず難しいコンディションであることを、シルバン・ギュントーリ(チームエフェンバート・リバティーレーシング)の転倒が示していた。2番手以降は1分36秒台でアタック合戦を展開。残り4分を切ってレイが1分35秒991をマーク。しかし追撃もそこまで。サイクスがそのまま今季5度目のポールポジション獲得となった。 以下レイ、バドビーニ、ジュリアーノとカワサキ、ホンダ、ドゥカティ、BMWが1台ずつフロントロウに並ぶことになった。

 また、青山 博一(ホンダ・ワールドスーパーバイク・チーム)はスーパーポール進出を逃し、20番手グリッドから決勝を迎える。

SBK第7戦ミサノ 決勝

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 SBK第7戦SBKのレース1はマックス・ビアッジ(アプリリア・レーシングチーム)が優勝した。

 好スタートを切ってレースをリードしたのはジョナサン・レイ(ホンダ・ワールドスーパーバイク・チーム)。トム・サイクス(カワサキ・レーシングチーム)、レオン・ハスラム(BMWモトラッド・モータースポーツ)、ダビデ・ジュリアーノ(アルテア・レーシング)が続き、4台でトップ争いを開始する。ここに1周目の8番手から追い上げてきたマルコ・メランドリ(BMWモトラッド・モータースポーツ)が加わり、トップ集団に加わる。同時にレイが集団から抜けだして逃げにかかる。2番手争いに転じた4台には10番手スタートのビアッジ(アプリリア・レーシングチーム)が加わり、5台での戦いが開始。

 レース中盤、メランドリ、サイクスが集団から脱落。替わってカルロス・チェカ(アルテア・レーシング)が2位グループに加わる。同時にレイのペースが上がらず、レイ、ジュリアーノ、ビアッジ、ハスラム、チェカの面子に。

 17周目にトップはジュリアーノに替わる。逆にレイは一気にポジションを落とし、集団から脱落していく。さらにハスラムも脱落。ジュリアーノ、ビアッジ、チェカの三つどもえのトップ争いが始まった。

 ラスト3周。ジュリアーノもペースダウン。ビアッジがトップに浮上。ここからビアッジとチェカの一騎打ちが開始された。チェカは最後までビアッジに食らいついたが、ビアッジはそのままトップの座を守りきり、今季2勝目を挙げた。


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 レース2もマックス・ビアッジ(アプリリア・レーシングチーム)が優勝し、ダブルウインを決めた。

 午前中にコース上を覆っていた不穏な雲は去り、午後は青空が広がった。ホールショットを奪ったのはトム・サイクス(カワサキ・レーシングチーム)。ジョナサン・レイ(ホンダ・ワールドスーパーバイク・チーム)、ロケットスタートを決めてするすると上がってきたビアッジ、ダビデ・ジュリアーノ(アルテア・レーシング)、レオン・ハスラム(BMWモトラッド・モータースポーツ)と続く。

 2周目にビアッジが2番手浮上。サイクスを追う。レイは後退してジュリアーノと3位争いの様相。その間にサイクスとビアッジのトップ争いは一騎打ちに持ち込もうとする。

 3周目。7番手を走行していたカルロス・チェカ(アルテア・レーシング)が転倒。すぐにマシンを起こしてコース復帰したものの、そのままピットに戻ってリタイアとなってしまう。

 2番手争いはレイとジュリアーノにハスラム、ユージン・ラバティ(アプリリア・レーシングチーム)、アイルトン・バドビーニ(BMWモトラッド・イタリア・ゴールドベット)、マルコ・メランドリ(BMWモトラッド・モータースポーツ)が加わり混戦に。

 4周目にビアッジがトップに浮上。一人1分36秒台で周回を開始して後続を引き離しにかかる。取り残されたサイクスがセカンド集団に飲み込まれようとした瞬間、集団を引っ張っていたジュリアーノが転倒。セカンド集団からハスラムとレイが抜け出し、サイクスを飲み込んで3台での2位争いを開始。その間にビアッジは4秒以上のアドバンテージを築いた。

 一時は二組に分かれたセカンド集団は再び一つの集団になり、6台での2位争いを展開。11周目にレイが集団トップに立ってハイペースでビアッジを追い始めた。追従できたのはハスラム。2台は集団から抜けだして2位争いを繰り広げながら必死にビアッジを追う。しかしビアッジは周回ごとに少しずつアドバンテージを広げる一方。2位争いの2台を追いかけるのはメランドリとバドビーニの2台。

 ビアッジは最後まで危なげない走りでトップを独走。ダブルウインを飾った。2位争いはレイが制し、ハスラムは3位表彰台を獲得。ビアッジはタイトル争いでも2位に浮上したレイに38.5ポイントの差をつけて独走体制に入った。

 また、20番手グリッドからスタートした青山 博一(ホンダ・ワールドスーパーバイク・チーム)は追い上げて12位でフィニッシュした。

SHOEI『XR-1100 PLUGIN(プラグイン)』

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 SHOEIから、新世代のプレミアムフルフェイスヘルメット『XR-1100』に、グラフィックモデル『PLUGIN』(プラグイン)が新たにラインナップされる。2012年7月発売予定。価格は5万4600円(税込)。

XR-1100 PLUGIN(プラグイン)
価格:5万4600円(税込)
規格:JIS規格(MFJ公認)
サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)
カラー:TC-4(GREEN/BLACK)、TC-5(SILVER/BLACK)、TC-8(ORANGE/BLACK)
構造:AIM+(AIM+:Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。
付属品:布袋、ブレスガード、チンカーテン、メンテナンスキット、CW-1 PINLOCK® fog-free sheet
※その他オプション&リペアーパーツあり。


(株)SHOEI
Tel.03-5688-5180

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